朝里川公園の桜補植作業

朝里のまちづくりの会で2002年から植樹した桜のうち、朝里川公園には60本ほどがあります。自由広場から海側に下った小公園には、14本のエゾヤマザクラがありましたが、昨年、手当の甲斐なく枯死した4本を切除しました。今回、小樽市公園緑地課の許可をいただいて、切り倒した桜の間に「大漁桜」と「松前紅華」の2苗を補植しました。

松前紅華
大漁桜

作業は4月24日の午前9時から、樹木医の豊田栄先生に見ていただきながら、会員11名が二手に分かれて行いました。直径1メートル、深さは40センチほどの穴ですが、粘土質で石がぎっちり入っている土地なので、交代しながらの手掘り作業です。苗に添え木を立て、石を取り除き、新しい土を入れ混ぜて埋め戻し、約1時間で補植を終えました。

この場所は日当たりもよく、エゾヤマザクラは順調に育っていたのですが、やはり表土が薄いために根の張り方が浅くて、成長して大きくなった分、水涸れを起こして弱ってしまったのではないかと考えています。枝の剪定もせずに伸び放題にしていたので、昨年は残った樹木の手入れをし、今年も花が終わったら、施肥のタイミングで、マルチングをしてみます。

作業を終えて一息ついてます
朝里川小公園の大山桜(エゾヤマザクラ)

今週はあまり気温が上がらなかったので、百想園には先週咲いた冬桜がまだ残っていました。千島桜もようやく1つ2つとほころび始めたところです。遊歩道の桜並木の大山桜は、場所によってはチラホラと花がついていますが、本格的に開花するのは天気の回復する4月29日以降ではないかな。5月5日までは気温も上がらないようなので、開花スピードは前年比で4〜5日早いくらいかと感じています。

朝里川遊歩道のエゾエンゴサクとキバナノアマナ
白いのはキクザキイチゲかな

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