朝里川公園(小公園)の桜養生作業

2021年6月26日(土)午前9時より、朝里川小公園の桜2本の養生作業を、樹木医の豊田先生と行いました。

今回の作業対象は、樹木札1番と9番の大山桜。1番の木は半分以上の枝が葉を落としている状態。このままだと立ち枯れになります。それでももう一年手をかけて様子を見てみましょうとの先生のご指導で、木の周りの草を取り、周囲に8箇所15センチほどの穴を掘って、肥料を入れ、土で覆ってから、水やり、むしろをかけて、ネットとUピンで固定しました。

1番の木の周囲を除草
手前が豊田先生
作業後の1番の大山桜

同じ作業を9番の桜にも施しましたが、この木は昨年思い切って強剪定したのが良かったのか、葉が大きくたくさんついてきて、樹勢が回復してきたようです。

こちら9番の大山桜
むしろをかけて表土の薄さを補います
園芸用ネットをUピンで固定

その後は、百想園に移動して259番の大山桜と、356番の紅豊の養生。こちらは施肥のみ。この2本は養生作業3年目ですが、かなり元気になって、花つきも良くなりました。特に259番は先生にはじめて見ていただいた時は、6月頃でしたが葉がすべて茶色く枯れ落ちてしまったので、心配しましたけれど、元気になってよかった。

これらの桜はまちづくりの会で15年以上前に植樹したもので、2〜3年前に季節外れの紅葉や落葉の症状を見せるまでは大変大きく元気に育って花も咲かせていました。何か病気(ウィルスや害虫)ではないかと調べていただいてますが、これと言った病原は見つかっていません。考えられるのは土地に石が多く、表土が浅いため、ある程度の大きさになるまでは植栽時の客土で根を張っていたのが、石に遮られて地表に出てしまい、乾燥のため、大きくなった枝葉に十分な水を与えられずに一気に衰弱したのではないか・・・ということです。対策としてこれまでは枝の剪定と、土地改良剤による土壌の改善でしたが、土地を根本的に改良するのは、私達の手作業では困難なので、今回はむしろを使った養生を試してみたところです。

桜には適地ではない場所に植えてしまったので、そういう意味では今後も、同様の症状が他の桜にも順番にあらわれるかもしれません。朝里川遊歩道に於いては、大きく高く育てるよりも、程度な剪定で形を整えながら、コンパクトな並木を形成するほうが、管理がしやすいという意見もあり、今後も試行錯誤しながら、学んでいこうと思っています。

豊田先生には、小公園での作業後も、遊歩道で気になっていた小彼岸の状態や、百想園で仮植え中にネズミの食害にあった楊貴妃もチェックしていただいて、今後の管理スケジュールにもアドバイスをいただけました。本当にありがとうございました。

作業後の9番の大山桜です
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