百想園の防草マルチング作業準備

新光南会館裏手のサクラとアジサイ見本園「百想園」の花壇は、毎シーズン2週間おきの土曜日早朝に草取り作業をしていますが、会員の高齢化に伴って、参加メンバーが少なくなり、どうしても全体に手が回らなくなってきてました。

それで今シーズンは、防草に効果があって、自然に優しいというダンボールとウッドチップによるマルチングを試してみます。ランドスケープ・デザイナーのポール・スミザー氏が紹介して話題になったダンボールで遮光して雑草を制御しながら、土壌を改良していく方法です。

作業内容変更/4月23日(土)

4月23日(土)午前9時から11時で予定していた「マルチング作業」は強風のため中止します。24日(日)は風のない予報なので、9時から11時で実施します。
23日(土)は天気は良いので、集まれる人で朝里川遊歩道のアジサイの冬囲い外し(アジサイに巻いてある紐を外す)作業に変更します。

一緒に作業する仲間を大募集! 

作業日時/4月21日(木)〜24日(日) 午前9時から11時 客土作業、マルチング作業 
集合場所/百想園(新光5-6 新光南会館の裏手)。新光南会館前に駐車場あり。
・雨天・強風の場合は中止となります。※作業の有無の確認は、info@asari.cc
・客土作業は黒土を花壇に入れてならす作業です。ちょっと力仕事です。
・マルチング作業は水を使いますので、長靴・防水手袋を着用下さい。
・作業人数によっては21日の客土作業が22日にもかかる場合があります。
・24日以降も作業する場合は、このページでお知らせします。

百想園は朝里川の堆積物で出来た土地なので、掘れば石ばかり。そこを覆っていたイタドリやクズの荒れ地に客土して植栽しているので、表土が少ないんですね。なのに、草取りを熱心にやっていると、土も一緒に除けているようなものなので、実はすごい労力をかけてもったいない作業をしているわけです。でも自分の庭に生える雑草は根から抜かないと気がすまない目線で花壇を見ると、やはり草茫々は気になるばかり。雑草もグランドカバーと割り切る思考にシフトするのは難しいものです。

濡れたダンボールを防草したい草地の上に敷いてその上にバーク堆肥を厚く敷き詰めると、雑草が堆肥化され、ダンボールもやがて分解して土壌改良につながるという手法。ダンボールの上に敷くのはバーク材やウッドチップというのが一般的ですが、どちらも私達には高価なので、北海道では「由仁町ハーブガーデン」や「滝野すずらん公園」などの植栽用マルチング材として提供されている伐採木の破砕チップを使うことにしました。

岩見沢に本社のある昭和マテリアル株式会社さんにご協力いただき、昨年秋からきれいな間伐材を選んでチップに加工された10立米が、4月18日に届けられました。積み降ろしたフレコンバック10袋は、朝里のまちづくりの法人会員・株式会社イコルさんのフォークリフトで園内に配置。従業員4名がお手伝いに来てくださって、細かな移動も人力でしていただき、本当に助かりました。この日は午後から雨模様でしたが、ちょうど作業にあたった時間だけ晴れ間に恵まれたのにも感謝です。
またダンボールは市立朝里中学校さんからもご提供いただきました。20日に搬入される客土は小樽建設管理部さんのご協力をいただきます。
多方面からのご助成あっての活動です。本当にありがとうございます!

大雪で雪解けが遅れた影響もあり、今回のマルチング作業は予定より10日遅れのスタートになっています。連休には桜開花の予報もありますので、できるだけ短期間でミッション完了したいと願っています。作業にご協力いただける方、大歓迎です。よろしくお願いいたします。

岩見沢から運ばれた破砕チップ
頼もしい作業車に感謝!
作業待ちの百想園
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