2024年8月1日(木)午後8時より朝里川公園にて「第25回朝里川花火大会」を開催しました。今年はフェスティバルの実施はなく、1500発の花火を一夜だけ15分間打ち上げました。
会場にはステージも提灯も大行灯もありませんから、真っ暗な中の立ち見です。2年前と同じ条件ではありましたが、来場者は倍増するのではないかという予想もあって、とにかく安全にお客様を誘導し、迷子や転倒者を出さず、無事にお帰りいただくことを最優先しました。今回、交通整理・帰路誘導をお手伝い下さったのは、地元の小中学校の教職員やPTA、朝里地区少年を守る会、民生児童委員、小樽消防団第13分団、小樽青年会議所、町会役員、そして朝里のまちづくりの会の呼びかけに参加してくださった地域の皆さん、約80名。ご協力ありがとうございました。
午後7時30分の会場前にお並びいただいたお客様は500人以上。そして花火のカウントダウンが始まる8時まで30分間途切れることなく会場にお集まりいただくお客様は、事前にお願いしていたお約束守られて、ゆっくり静かに、お子様の手をしっかりつないで、細い坂道を下って行かれます。正確な数字はわかりませんが、どう考えても2000人以上（もしかしたら3千人？）の来場者だったと思います。
花火の打ち上げは地元の株式会社TAIRINさん。風は弱めでしたが、花火の煙を避けながら徐々に高く高く打ち上げるタイミングも素晴らしく、晴れ渡った空に見事な花々を咲かせます。真っ暗なグランドの中でみんなが空を見上げて、大騒ぎする人もいない静かな会場に、花火の音が大きく響き渡るのは感動的でした。
花火終了後も混み合う道路ではありましたが、ゆずりあって、事故なく安全にお帰りいただくことが出来ました。なにより、花火を見に来てくださった皆さん一人ひとりが「楽しく安全に」を心がけてくださったことに、感謝いたします。ありがとうございました！
翌8月2日(金)午前8時から朝里川公園で花火の殻を拾う清掃活動、9時から看板やのぼり、交通標識などの撤収を行いました。朝里川プレスの臨時増刊号で毎回花火大会をご覧いただく際のお願いを記載しましたが、そのマナーが徹底されていて、会場内でのゴミは皆無と言っていいくらいのきれいな状態でした。
朝里川プレスを読んでいる方はこの地域に限られているので、わたしたちのお願いを来場者全員が事前に知っていたとは思えませんが、きっと地元の皆さんの自然な振る舞い、心がけが、会場全体を気持ちよくしてくださったのだろうと思います。
また、早朝に公園を散歩されている方々も、わたしたちがゴミ袋を持って歩いているのを見て、一緒にゴミを拾ってくださったり、ご苦労さまの声も頂戴しました。もしかしたら私達が作業する前にも、あるいは昨日の帰り道でも、ゴミを見つけてはお持ち帰りいただいたのかもしれません。おかげさまで清掃作業は、打ち上げ場所周辺の花火の殻拾いに集中できて、1時間以内で終了しました。
朝里川花火大会に協賛募金を寄せてくださり、また開催当日もご理解とご協力をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。