朝里神社で松前神楽の猿田彦面が見つかる

朝里のまちづくりの会の朝里遺産部会(末永通部会長)と地域有志による「朝里遺産の会」は、朝里地区の歴史遺産の掘り起こしと調査を行っています。今年は5月に朝里川河川敷の太平山奥の院と呼ばれる巨石周辺の地質調査なども行っていますが、朝里神社の歴史と所蔵物の点検も行ってきました。

この度、朝里神社(小樽市新光2-13-5)の収蔵物の中から、松前神楽に使用される「猿田彦」の面を発見しました。木箱の表書きには明治14年の奉納とわかる筆書きがあり、松前神楽の小樽伝承の時期を明らかにする資料として価値のあるものということが判明しました。

2020年8月28日(金)発行・北海道新聞朝刊・小樽後志面掲載記事

朝里神社は本年は8月29日(土)と30日(日)が例祭日ですが、今年は新型コロナウィルス感染防止のため、神輿渡御や出店・子供相撲などのお祭りイベントは行いません。

代わりに今回発見された猿田彦面などの宝物展示と松前神楽の奉納、花手水を行います。

●宝物展示公開

・8月29日(土) 午後4時~6時まで

・8月30日(日) 午後3時~5時まで

●松前神楽奉納

・8月30日(日) 午後4時~5時頃

 ※時間は多少変更になる場合があります

●花手水

・8月29日(土) 午後1時~ 8月30日(日) 午後5時まで

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