6月15日(土)午前9時、朝里中学校運営協議会と朝里中学校PTA主催で、同校とグラウンドに接する市道(バス通り)沿いに180株のアジサイを移植する「アジサイドリーム・プロジェクト」が行われました。このプロジェクトは朝里中学校の環境整備と、まちづくりの観点から地域の方や道路を往来する人々の目を楽しませることを目的としています。
朝里中学校の大山倫生校長から植え込み作業の手順の説明を受けて、集まった約60名の参加者は移植場所に苗を運び、穴の大きさと苗の深さを測りながら肥料と水を与えて丁寧に植え込んで行きました。作業は手際よく進み約30分で全ての移植を終えました。参加者は朝里中学校PTAの父母と子どもたちの他、新光東町会、朝里小学校、朝里のまちづくりの会が加わりました。
今回移植したのは、まちづくり会員の中美紀子さんが2年から3年かけて挿し穂から育てた赤い手毬咲きのアジサイで、180株が無償で寄贈されました。このアジサイは7月中旬から色づき始め、晩秋まで赤い花色が続く品種で、長く鑑賞できるのが特徴です。
小樽・朝里のまちづくりの会は協力団体として、前日にアジサイ苗とペットボトルの水の移送、元肥と用土の提供をしました。これは朝里のまちづくりの会25周年事業の一環として地域の企業団体から募った協賛金の一部を運用させていただいてます。また、準備作業として木村建築株式会社により植栽場所の掘削が重機で行われています。
今後のアジサイの管理はPTAが中心になって行います。またこのアジサイ花壇の名称を生徒が考案した「七色花(にじか)の通り道」とし、朝里中学校美術部が看板を制作して3箇所に設置することになっています。
これから虹色のアジサイが長く地域の皆さんと朝里中学校の生徒さんたちに愛されるのを願います。
▼2024年6月21日付けの北海道新聞・小樽後志版で紹介されました。