2025年1月25日(土)午前9時から会員4名で、朝里川遊歩道桜並木の鹿よけ作業を行いました。
2022年にエゾシカの食害で桜並木に大きな被害が出てから、毎冬行っているネオボール（芳香剤）を吊るす作業です。鹿は主に八重桜「関山」を食べるので、今年は遊歩道と百想園で100個を吊るしました。
新光南会館近くの桜の枝が1本折れていて、樹皮が削られていました。これは鹿の仕業でしょうか？他の木にはそのような痕跡はありません。作業中に朝里川の対岸の高速道路の下に鹿が2頭いました。群れではないようでした。
毎年雪の積もり具合などで鹿の出現も変化がありますから、実際のところ効果はあるのかよくわからないのですが、この作業をしてからは22年のような大きな被害はありません。鹿は強い匂いを嫌うだろうという想像だけでやっています。他に安価で出来る対策もないので、継続しているものです。
今シーズンは雪が少ない上に1月中旬からずっと日中はプラス気温なので、街中はどこも路面が出ている状況ですが、朝里川遊歩道もこの時期に見たこともないくらいの少なさで、多分20センチくらいしか積もっていない状況。アジサイの頭が半分くらい露出しています。アジサイの花芽は雪の中で越冬するので、このまま温かいならともかく、露出した状態で寒波に見舞われたら、ダメージがあるかもしれません。雪が少なくて雪かきしなくていいのは本当に助かるけれど、湿ったドカ雪も心配ですね。まぁ自然相手なのでなるようにしかなりません。
雪道は埋まってもスネくらいの深さですが、それでも足を上げて進むのは結構な労働で汗をかきました。お疲れ様でした。
