新光南会館裏手にある「百想園」が、アジサイの季節を迎えています。
サクラ・アジサイ見本園として2016年秋に苗の移植を行った「百想園」には、2020年現在260株のアジサイが育っています。
年々、花株が大きくなり、花つきも良くなって色とりどりのアジサイが楽しめるようになりました。
早咲きの品種では、四季咲きテマリタイプのヒメアジサイ、霧島の恵などが7月第一週に開花。その後は小さく可憐なヤマアジサイ、驚くような大きさのアナベルやノリウツギ、そして八重咲きやバラ咲きの園芸品種が蕾の状態から満開まで約一ヶ月かけて変化に富んだ表情を見せてくれます。
朝里川遊歩道ののアジサイ並木も7月中旬から、爽やかな水色のホンアジサイやガクアジサイが見頃となっています。
「百想園」のアジサイは植え込みのときに名札を取り違えたり、名札をなくしてしまった苗もあるため、現在立てている木札の名称が花と一致していないものや、不明のままのものもあります。今年はシーズンを通して花の観察を行い、できるだけ正しい品種名(園芸品種名)を調べて表記する準備を進めています。来年はよりわかりやすい名札をつける予定です。どうかご了承ください。