百想園アジサイの補植作業

9月下旬に数回に渡って、百想園の花壇にアジサイ苗30株を補植しました。花壇の中の空きスペースを少なくして、草取り作業を軽減するのと、8月上旬に花が終わるヤマアジサイの背景に秋まで開花が続く品種を入れて、彩りを長く楽しんでもらうのが目的です。

アジサイ苗はすべて会員の中美紀子さんと中新吾さんが挿し穂から2年以上かけて育てた「ユーミートゥギャザー」「舞孔雀」「ホワイトダイヤモンド」「朝里の星空」「ピンクガクアジサイ」です。ありがとうございました。

手前と奥にも新しい苗を植え込みました。
挿し穂は丈夫な品種なので、元気に根付くと思います。

百想園は花壇の中に桜があり、根本から1〜1.5メートルくらい離してアジサイを植えています。本当は桜の周りには何も植えない方がいいと聞いているのですけど、花壇としての楽しみもないと、手をかける気持ちがなかなか持続しないので。

実のところ、アジサイを植えることで、この石だらけの土地を少しずつですが開墾してることになるかなと勝手に思っています。植えるたびに穴を開けて石を除けて客土を入れることで、土壌改良になるというか、桜が根を広げるスペースを作っているのじゃないかとの素人考えですが。

桜の根や葉には他の植物の成長を阻害するクマリンという成分があるので、近くに植えた草花が育ちにくいから庭木に向かないという記事をネットで読みました。本当にそうなのかわからないのですが、限られた土壌スペースにアジサイと桜の根が重なったら、多分アジサイが負ける。2年位きれいに咲いていたアジサイが突然枯れるのはそのせいかもしれないと考えたり。それじゃあアジサイが可哀想・・・なんですけど、全部が全部ダメになるわけではないし、アジサイは挿し穂で増やせるので、駄目になった場所は桜に譲って、また新しい場所を掘ってアジサイを植えたらいいかなと。土の中では厳しい条件下でアジサイと桜が戦っているのかもしれませんが、どこかで共存共栄できるようにと願いながら、石を除けるのも良いことでしょう。

手前の石は植え込んだ土中から掘り出したもの。
少し掘っただけで石がゴロゴロ。でも昨年切ってしまった桜の根が新しい客土に毛根を伸ばしているのが確認出来ます。
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