百想園に竹垣を設置

9月、10月と花部会では、植栽の草取りや宿根草の植え込みを進めながら、懸案だった百想園と隣接する民家との境界に竹垣を設置する作業を行いました。

9月14日に朝里神社から提供された竹を搬入、サイズを測って切断、21日に基礎となる杭打ちを行い、28日に手作業で竹垣を組みました。廃材利用なので多少形が整わないところもありますが、思った以上に長くしっかりと作ることが出来ました。

10月5日にはその竹垣の前に、挿し穂で育てていたノリウツギ10本とピンクのアナベル10本を移植。竹垣を支柱代わりにしてアジサイの生け垣にする計画です。

10月10日には、昨年からこれも手作りで完成させた物置の前に防草シートも敷き込みました。

百想園は道の管理地を小樽市経由で朝里のまちづくりの会が借り受け開墾して造成したので、敷地内に建物を立てることは出来ないのです。ですから物置は隣接する中さんの土地に置かせていただいてます。
他にも色々難しい制約もあり、はじめからしっかりとした庭園の設計はしていないため、庭造りに必要な水回りや、防草計画などゼロで始めています。本音を言えば「なんで先のことも考えずにこんなもの作っちゃったんだよ」って思っていたこともあります。でも4年前に防草シートを敷き込んで通路を作ったところから、作業の軽減を念頭に手を加えてきたのが徐々に形になりつつあるかな。ようやく「アジサイを見に来てください」と言えるようになりました。

園内の作業は10月下旬から11月にかけて、アジサイの冬囲いがあります。
来年度は物置の横に除草した草や剪定したアジサイを堆肥化するための場所を作る予定。また会員個人で購入し今は鉢で管理している新品種の園芸アジサイを園内に移植して皆さんに見ていただけるようにし、アジサイの間に宿根草も入れて途切れなく花を楽しんでもらいたいと考えています。

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